2013年5月18日土曜日

「血液検査で子どもの障がいがわかるって、それって、いいこと? パート3」で報告

2013年4月29日に大阪で行われた「生殖医療と差別―紙芝居プロジェクト(旧優生思想を問うネットワーク)」主催の集会で報告をしました。会の設立経緯、新型出生前診断のこと、パブコメのこと・・などをお話しました。当日は約40名の参加でした。集会の案内は以下です。


「血液検査で子どもの障がいがわかるって、それって、いいこと? パート3」

今春、妊婦の血液検査で赤ちゃんの障がいの有無を調べる新しい出生前診断が、全国
で開始されました。当面、高齢妊娠等の「ハイリスク」妊婦を対象に行われ、これら
の検査は、彼女たちの要望に応えるものであり、「安心」をもたらすものだとされて
います。
しかし、本当にそうでしょうか?自らの身体の大きな変化に加えて、様々な不安を抱
えている妊婦に、さらなる過重な負担を強いるだけなのではないでしょうか。元気に
楽しく暮らしている障がい者やその家族がたくさんおられることも知らされず、すべ
ての子どもを生み育てるための社会的支援が不十分な中で、「赤ちゃんに障がいが
あったらどうしよう」と“恐怖”ばかりをふくらませることにはならないでしょう
か。
今回は、「ハイリスク」と名指された女性たちの立場から出生前診断の問題を考え、
自分達が真に必要としているものは何かを発信している“「ハイリスク」な女の声を
とどける会”の皆さんに話を伺います。
妊娠中の女性(カップル)、これから産むかもしれない人、かつて妊婦だった人、産
まない/産めない人、子育て中の人、障がいとともに暮らす人、出生前診断のあり方
にモノ申したい人、みんなで話し合ってみませんか。

テーマ:新型出生前検査について考える―「ハイリスク」な女の声をとどけたい
講師:二階堂祐子氏(「ハイリスク」な女の声をとどける会)
日時:2013年4月29日(祝・月) 午後1時半~午後4時半 
会場:クレオ大阪中央(大阪市立男女共同参画センター中央館) 研修室1
    大阪市天王寺区上汐5-6-25  TEL 06-6770-7200
(地下鉄谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅1・2番出口から徒歩約3分)
 http://www.creo-osaka.or.jp/chuou/access.html
主催/連絡先:生殖医療と差別―紙芝居プロジェクト(旧優生思想を問うネットワー
ク)
   大阪市浪速区日本橋5-15-2-110 ここ・からサロン内 TEL 06-6646-3883
   E-mail:kamisibai.cat@orange.zero.jp
協賛:京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)
資料代:500円
*手話通訳の用意あります。

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